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春の交通安全運動中に事故相次ぐ石川 金沢で横断中の小3男児はねられ意識不明の重体

2025年4月10日 19:01
春の交通安全運動中に事故相次ぐ石川 金沢で横断中の小3男児はねられ意識不明の重体

春の全国交通安全運動が繰り広げられる中、石川県内では車と歩行者の事故が相次いでいます。9日夕方、金沢市内で道路を渡っていた8歳の小学生が車にはねられ意識不明の重体となっています。

重盛 友登 記者:
「金沢市上荒屋の現場に来ています。事故があった道路は住宅地や公園に面していまして、交通量も多い印象です」

事故があったのは石川県金沢市上荒屋7丁目の市道です。

9日午後5時ごろ、野々市方面から金沢方面へ走行してきた普通乗用車が、道路左側から母親の待つ公園に向かって道を渡っていた男子児童と衝突。

この事故で、金沢市に住む小学3年生の男の子が病院に搬送されましたが、現在も意識不明の重体となってます。

現場は見通しの良い片側一車線の直線道路で、横断歩道や信号機は設置されていませんでした。

近隣の住民:
「びっくりしますね。すごく交通量も多くなってますし、朝晩通ってますね。子どもたちもここの公園、結構遊びに来てるので、3時、4時ぐらいから結構遊んでます」

警察は、事故を起こした車の運転手から事情を聞き、当時の詳しい状況や事故の原因について調べを進めています。

今月6日から春の全国交通安全運動が始まっていますが、石川県内では8日は小松市内の県道で、9日は北陸自動車道と2日続けて犠牲者の出る事故が相次いでいることから、石川県警ではドライバーへの啓発活動や取り締まりを強化していくとしています。

最終更新日:2025年4月24日 12:23