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秋篠宮家の佳子さま 石川県輪島市を初訪問 被災した輪島塗職人らにねぎらいの言葉

2025年4月17日 18:32
秋篠宮家の佳子さま 石川県輪島市を初訪問 被災した輪島塗職人らにねぎらいの言葉
秋篠宮家の二女、佳子さまが17日、初めて石川県輪島市を訪問され、地震や豪雨で被災した輪島塗の職人らにねぎらいの言葉をかけられました。

佳子さま:
「きょうはありがとうございます」

石川県立輪島漆芸技術研修所を初めて訪問された佳子さま。

佳子さまは日本工芸会の総裁を務めていて、輪島塗の技法の1つ「沈金」を学ぶ教室を視察。

こちらは、沈金科3年の河澄銘華さんが「コケモモ」を描いた作品。

沈金科3年・河澄 銘華 さん:
「たまたま写真で見かけたコケモモがかわいらしくて、白い花びらに先色づいた桃色を出せたらと思って」

佳子さま:
「とってもかわいらしいお花ですね」

沈金科3年・河澄 銘華 さん:
「きちんとお話を聞いて下さって、こちらが言葉を出すまで待って下さるところと、しっかりと作品も見ていただいたので、本当に素敵な方だなと思いました」

そして、自ら沈金の工程も体験されました。

「もう少し力をいれたほうがいいかもしれないですね」

また、能登半島地震奥能登豪雨の被害を受けた輪島塗の作家とも懇談されました

佳子さま:
「いまはどのようにお過ごしでいらっしゃいますか?」

輪島塗技術保存会・浦出 勝彦 会長:
「私は震災直後から金沢の方に避難し、そのまま金沢で住んでいるが、輪島に仮設工房を用意していただきまして」

佳子さまは、被災の状況や作品の説明などに熱心に耳を傾けられ、ねぎらいやお見舞いのことばをかけられていました。

最終更新日:2025年4月17日 18:32