鹿児島港本港区の再開発をめぐり、鹿児島市議会の特別委員会では24日、進捗状況について質疑が交わされました。委員からは中心市街地から本港区エリアへの回遊性向上への取り組みについて質問が上がりました。

　鹿児島市議会の都市整備対策特別委員会では鹿児島港本港区の再開発の進捗状況について話し合われました。鹿児島市は加治屋町やいづろ交差点周辺で再開発事業を進めていて、鹿児島中央駅から本港区エリアまで「歩いて楽しめるまちづくり」を目指しています。委員からはさらなる回遊性の向上について、具体的な取り組みへの質問が上がりました。

（市の担当者）
「鹿児島中央駅から本港区エリアまでの都市軸について歩いて楽しめるようイベントを開催したりイベントに向けた整備を進めている。スポーツコンベンションセンターの他に住吉町15番街区の今後の利活用も進められているので本港区エリア全体、中心市街地も含めて徒歩移動の拡大が図られるものと理解している」

　鹿児島市は今後も中心市街地の賑わいの創出や回遊性の向上につながるよう県や関係機関と意見交換を行いたいとしています。