徳之島の中学生アーティスト・しずく 世界に通じる歌声と絶賛 観客を魅了
こちらは徳之島の伊仙町在住、アーティストの卵、しずくさんです。4月20日に開催されたKYT天テレ博のミニライブでは透き通った歌声を披露し、観客を魅了しました。そのしずくさんに迫ります。
4月20日に行われたKYT天テレ博2025。特設ステージで島唄「徳之島の朝花」を歌うのは徳之島の伊仙町に住むアーティストのしずくさん。13歳、中学2年生です。しずくさんは、東日本大震災が起きた2011年に千葉県で生まれ、1歳の時、父・潔政さんの故郷、徳之島に家族で移住してきました。
(しずくさん)
「徳之島や奄美大島に住んでいるがやっぱり自然があるのは本当にいい」
自然に囲まれ、島唄など音楽と共に育ってきたしずくさん。大島紬のドレスに身を包んでしっとり歌います。様々なジャンルの音楽にもチャレンジしたいと夢を抱きます。
(しずくさん)
「ソウルやレゲエなど幅広い音楽が好き/みんなで体を揺らせるような音楽も好きなのでできたらいい」
しずくさんの育成に力を入れる音楽業界の関係者も魅力についてこう語ります。
(ソニー・ミュージックエンタテインメント・西村元希さん)
「世界に通ずるような歌声を本人は持っていると個人的に感じる」
母親の美聡さんも娘の成長に驚きを隠せません。
(母・美聡さん)
「今日も見ててまた変わっていっているというか成長していると感じる」
島の海のように透き通った声で観客を魅了します。
(しずくさん)
「私の歌が誰かの力になれたらいいな」
島の人から愛情を受け成長し続ける若きアーティストしずくさん。これからも歌い続けます。音楽を通じてたくさんの世界の人とつながることを夢見て。そして、島の人々へのありがとうの気持ちを込めて。