【連続噴火】桜島 噴煙火口から最大3000mの高さに 降灰で空の便にも影響
山体の膨張が確認されている桜島では朝から噴火が続いています。噴煙は最大で3000mの高さまで上がりました。
15日、午前11時35分、噴火直後の桜島の映像です。大きく噴煙を上げているのが確認できます。
鹿児島地方気象台によりますと、桜島では15日未明から噴火が発生していて、午前10時45分以降連続噴火となっています。最大で火口から、3000mの高さまで噴煙が上がりました。いずれも南岳山頂火口での噴火です。
桜島では、5月12日、午後8時ごろからマグマの移動などを示す山体の膨張、地殻の変動が観測されています。
気象台は、南岳山頂火口または昭和火口で、山体の膨張が一度に解消されるような噴火が発生すると桜島を中心に多量の降灰の可能性があるとしています。この後、噴火があった場合は霧島市や姶良市などに降灰が予想されています。
なお、桜島の降灰の影響で、東京や大阪などを結ぶ空の便に欠航が出ています。交通の情報にもご注意ください。