「戦争はまだ終わってないと感じる」知覧で戦没者追悼式 終戦80年平和への誓い新たに
今年は終戦から80年です。南九州市知覧町では15日、戦没者の追悼式が行われました。参列者は黙とうや献花を行い、平和への思いを新たにしていました。
南九州市知覧町で行われた戦没者の追悼式には、遺族など133人が参列しました。南九州市では第二次世界大戦で約3290人の犠牲者が確認されています。参列した人は戦争の犠牲になった人たちを悼みました。
(川辺町遺族会・中迎 博美会長)
「いくつ歳を重ねても戦後の悲しみの中過ごした日々を忘れることはできません。過去の歴史を正しく後世に伝えていくことが私たち生かされている者の責務と信じてやまない」
(遺族)
「(父は)戦病死だった。戦争はまだ終わってないと感じる」
(遺族)
「平和になってほしい。世界全部で戦争がいろいろとあるので。悲しいことです」
参列者は、献花台に花を手向け、戦没者の安らかな眠りとこれからの平和を願っていました。