大型連休が迫ってきました。今年の日の並びは…前半が土日と祝日の間に平日が挟まる飛び石連休です。一方、後半は3日から6日までが4連休。最大11連休の方もいるかもしれませんが、日の並びがいいとは言えません。家計を圧迫する物価高が連休の過ごし方にも影響を与えています。

　みなさん、大型連休の予定は決まりましたか？

（内田キャスター）
「今の物価高は連休の過ごし方にも影響を与えますか？」

（女性）
「だいぶ与えると思います。ちょっと様子を見たいなと思っていますし、楽しめるような感じではないのでゆっくり過ごしたいと思っています。（何とくなく計画を立てる？）力にならなくて…すみません」

物価高や円安の影響で今年は「安い・近い・短い」を表す「安・近・短」で過ごす人が多いようです。こちらの女性も…

（女性）
「霧島の和気神社の藤の花を見にドライブに行く。（有名ですよね。いいですね）見ごろだということなので」

今年は花の咲きが1週間ほど遅れている和気 神社の藤の花。4月末から5月頭の見ごろを狙うようです。

（女性）
「まだ5分咲きぐらいなので行く頃にはちょうど8分、9分咲きぐらいかなという予想で行く」

燃料費の高騰について口にする方もいました。

（女性）
「高いですけど色々抑えながら楽しみたいと思う。ガソリン代を抑えたり食事などですかね」

経済や景気の動向に詳しい専門家は…

（九州経済研究所・ 福留一郎経済調査部長）
「鹿児島にとっては県外からたくさん呼びたいところだが、日並びが不利な状況になるかな。物価高、心理的に出かけたいという気持ちを抑える方向に左右するので。物価高で出費も控えたい。節約しなければ。レジャーも影響を受ける可能性が今年はある」

経済や景気の動きがさほど期待されない中でも鹿児島ならではの傾向が元々あると指摘します。

（九州経済研究所・ 福留一郎経済調査部長）
「県民性として出不精。経済や日並びに関わらず近場で済ませようという人がけっこういる。イベントに参加する、例えばこの間の天テレ博とか行って楽しもうという県民の傾向がある。そこに出かけたらワクワクするような仕掛けを、実際行ったら、楽しい。良かったと思ってもらえるような企画を打つのが求められると思う」

　南国交通トラベルサービスの西園さんによると…今年は鹿児島発着の定期便「ソウル、台湾、上海、香港すべてが復活して初めての大型連休。鹿児島空港の国際便の利用は少しずつ戻っている」とのことでした。これは前向きな情報ですよね。今年のキーワードは「安・近・短」です。貸し切りバスで行くおすすめの日帰りツアーを教えてもらいました。

　まずは、今月29日「鹿児島県三大祭り志布志お釈迦まつり」です。

志布志大黒リゾートホテルのランチもついています。私は、この祭りお邪魔したことないんですが花嫁を乗せたシャンシャン馬の行列など大変、見ごたえがあるようです。

　続いて、来月10日や16日などに予定されている「雄川の滝と春のかのやばら祭り」大河ドラマや映画のロケで使われ人気が高まった南大隅町の雄川の滝。そして、かのやばら園のばら祭りを楽しむツアーです。もちろん昼食もついています。

　物価高を乗り切る連休の楽しみ方、間世田さん、これ以外にもあるんですよね。エブリィが厳選した物価高の今、お得に楽しめるイベントをご紹介します。

　まずは、今月27日、長島町で行われる「じゃがいもまつり」。注目はジャガイモの無料配布です。3～4個ほど入った新ジャガ1袋を、先着4000袋無料で配布するということです。ほかにも1人500円で参加できる詰め放題もあります。15個から20個の新ジャガを詰めて持って帰れるということです。

　また近くの会場では、ことし初めて「牛丼まつり」を行います。先着1000人にミニサイズの牛丼をふるまうということです。

　枕崎市では来月5日に「こどもの日かつおまつり」を開催。カツオ節パックのつかみ取り大会に無料で参加できます。

　また、手回しハンドル式の削り機でカツオ節を削り、1分間に削れる量を競う「カツオ節削り大会」も毎年人気。削ったカツオ節は袋に入れて持ち帰れるということです。

　ゴールデンウィークをお得に楽しめそうなイベントをご紹介しました。