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桜島の活動活発化 128回目の爆発 火山ガス放出量も非常に多い状態

2025年5月22日 11:47
桜島の活動活発化 128回目の爆発 火山ガス放出量も非常に多い状態

 山体の膨張が続く桜島では22日9時前に爆発があり噴煙が火口から2000メートルまで上がりました。

 22日8時54分、桜島の南岳山頂火口で観測された爆発では、やや多量の噴煙が火口から2000メートルの高さまで上がりました。南岳山頂火口では21日午後6時半以降これまでに8回の爆発が観測されていて、25年の爆発回数は128回となっています。

 気象台が20日、行った現地調査では火山ガスの放出量が1日あたり1万1200トンと非常に多い状態だったということです。

 噴火が発生した場合22日午後6時までは火口から南の指宿方向、その後は南東の垂水、鹿屋方向に降灰が予想されています。

最終更新日:2025年5月22日 11:47