家庭菜園用の野菜の苗が人気!ホームセンターで売れ行き好調 親子で作る夏野菜コツ伝授のイベントも
近年、天候不順などの影響で野菜の価格の変動が大きくなっています。そうしたなか、鹿児島市のホームセンターでは家庭菜園用の野菜の苗を購入する人が増えていると言います。夏野菜の栽培はこれからでも間に合うそうです。農業のプロが伝授する野菜作りのポイントは?
ゴールデンウイーク2日目の27日。鹿児島市の子育て支援センター「なかまっち」で開かれたのは夏野菜作りの体験会です。親子8組が参加し、ミニトマトとナスの栽培方法を学んでいました。
(参加した親子)
「楽しかった。こういう機会がないとやったことないので全くわからないのでいい機会」
(参加した親子)
「簡単だった。家でもできるなと思った。簡単にできて家庭菜園のハードルが下がった」
手軽に始められる家庭菜園の人気が今、高まっているといいます。
30日、エブリィが訪ねたのは鹿児島市宇宿のハンズマン宇宿店。60種類以上の野菜の苗に加え、土や支柱も付いた栽培セットも販売しています。
(ハンズマン宇宿店・内村孝平さん)
「今年の場合は早めに野菜の苗を購入する方が増えていて、4月の後半になってかなり野菜を購入する客が増えている」
野菜の苗を購入する客は去年の同じ時期と比べ1.2倍ほど増えているといいます。
家庭菜園の人気が高まったのは、コロナ禍。在宅時間が増え、趣味として始める人が増えました。コロナが明けると、今度は物価高の波が押し寄せます。
(ハンズマン宇宿店・内村孝平さん)
「スーパーに行っても一個一個の野菜がかなり高騰しているので自分で植えてチャレンジしてみたいという人が増えている」
費用を抑えて野菜を収穫できる家庭菜園の人気がさらに高まっているようです。
(主婦)
「ミニトマトも結構値上がりしたので苗を100円で買ってたくさん実がなればいいかな。子どもと一緒に自分で育てて収穫して食べるというのを学べるのと苦手な野菜も育てることで食べられるようになったらいいなと期待を込めて」
こちらの男性は幼稚園の園長で、園児と一緒に育てる苗を買いに来たと言います。
(幼稚園の園長)
「食育の一環で野菜の育ち方を観察したりとれた野菜を給食で食べたり。少しずつ成長する様子を見ながら興味を持ってもらうのが1番」
多くの夏野菜は、5月中旬までに植えると夏本番の収穫に間に合うということです。
それでは、どうすれば夏野菜を上手に育てられるのでしょうか。
「なかまっち」で行われた親子で楽しむ夏野菜の栽培体験で講師を務めた橋口孝久さん。農業歴43年のベテランです。
夏野菜の栽培のコツを参加した親子に伝授しました。
まずは、ホームセンターでも買える発酵させた牛糞やもみ殻などを混ぜて土をつくります。
(親子)
「だいぶ混ざってきたんじゃない?ちょっと固いね」
今回はプランターの代わりに牛乳パックを使います。完成した土を詰めて苗を植え替えます。
野菜を育てるのに大切なのはそれぞれの個性を知ることだといいます。
(橋口農園・橋口孝久さん)
「トマトは肥料は少なくていい。やりすぎると病気になる。水もやりすぎたら実が割れたりする」
トマトは雨が比較的少ない国が原産地のため雨が降ってこないようなベランダで育てて、水をあげる頻度は少なくていいということです。
一方、ナスの栽培方法は。
(橋口農園・橋口孝久さん)
「ナスは肥料を食べる野菜なのでホームセンターで売ってる肥料を追加してあげる」
ほかにもピーマンや里芋などは肥料が必要だということです。
(橋口農園・橋口孝久さん)
「基本的なことを学んだら(家庭菜園は)そんなの難しいことではない」
人気が高まる家庭菜園。ゴールデンウイークに夏野菜の栽培に挑戦してみてはいかがでしょうか。
ゴールデンウイーク2日目の27日。鹿児島市の子育て支援センター「なかまっち」で開かれたのは夏野菜作りの体験会です。親子8組が参加し、ミニトマトとナスの栽培方法を学んでいました。
(参加した親子)
「楽しかった。こういう機会がないとやったことないので全くわからないのでいい機会」
(参加した親子)
「簡単だった。家でもできるなと思った。簡単にできて家庭菜園のハードルが下がった」
手軽に始められる家庭菜園の人気が今、高まっているといいます。
30日、エブリィが訪ねたのは鹿児島市宇宿のハンズマン宇宿店。60種類以上の野菜の苗に加え、土や支柱も付いた栽培セットも販売しています。
(ハンズマン宇宿店・内村孝平さん)
「今年の場合は早めに野菜の苗を購入する方が増えていて、4月の後半になってかなり野菜を購入する客が増えている」
野菜の苗を購入する客は去年の同じ時期と比べ1.2倍ほど増えているといいます。
家庭菜園の人気が高まったのは、コロナ禍。在宅時間が増え、趣味として始める人が増えました。コロナが明けると、今度は物価高の波が押し寄せます。
(ハンズマン宇宿店・内村孝平さん)
「スーパーに行っても一個一個の野菜がかなり高騰しているので自分で植えてチャレンジしてみたいという人が増えている」
費用を抑えて野菜を収穫できる家庭菜園の人気がさらに高まっているようです。
(主婦)
「ミニトマトも結構値上がりしたので苗を100円で買ってたくさん実がなればいいかな。子どもと一緒に自分で育てて収穫して食べるというのを学べるのと苦手な野菜も育てることで食べられるようになったらいいなと期待を込めて」
こちらの男性は幼稚園の園長で、園児と一緒に育てる苗を買いに来たと言います。
(幼稚園の園長)
「食育の一環で野菜の育ち方を観察したりとれた野菜を給食で食べたり。少しずつ成長する様子を見ながら興味を持ってもらうのが1番」
多くの夏野菜は、5月中旬までに植えると夏本番の収穫に間に合うということです。
それでは、どうすれば夏野菜を上手に育てられるのでしょうか。
「なかまっち」で行われた親子で楽しむ夏野菜の栽培体験で講師を務めた橋口孝久さん。農業歴43年のベテランです。
夏野菜の栽培のコツを参加した親子に伝授しました。
まずは、ホームセンターでも買える発酵させた牛糞やもみ殻などを混ぜて土をつくります。
(親子)
「だいぶ混ざってきたんじゃない?ちょっと固いね」
今回はプランターの代わりに牛乳パックを使います。完成した土を詰めて苗を植え替えます。
野菜を育てるのに大切なのはそれぞれの個性を知ることだといいます。
(橋口農園・橋口孝久さん)
「トマトは肥料は少なくていい。やりすぎると病気になる。水もやりすぎたら実が割れたりする」
トマトは雨が比較的少ない国が原産地のため雨が降ってこないようなベランダで育てて、水をあげる頻度は少なくていいということです。
一方、ナスの栽培方法は。
(橋口農園・橋口孝久さん)
「ナスは肥料を食べる野菜なのでホームセンターで売ってる肥料を追加してあげる」
ほかにもピーマンや里芋などは肥料が必要だということです。
(橋口農園・橋口孝久さん)
「基本的なことを学んだら(家庭菜園は)そんなの難しいことではない」
人気が高まる家庭菜園。ゴールデンウイークに夏野菜の栽培に挑戦してみてはいかがでしょうか。
最終更新日:2025年4月30日 20:02