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鹿児島ユナイテッドFC・徳重剛前代表 不起訴処分に 他人名義の印鑑で嘘の文書を作った疑い 

2025年4月28日 19:57
鹿児島ユナイテッドFC・徳重剛前代表 不起訴処分に 他人名義の印鑑で嘘の文書を作った疑い 
 他人名義の印鑑で嘘の文書を作った疑いで書類送検されていた鹿児島ユナイテッドFCの徳重 剛 前代表が不起訴処分となりました。

 有印私文書偽造などの疑いで書類送検されていたのは、鹿児島ユナイテッドFCの徳重 剛 前代表です。徳重 前代表は2020年6月に鹿児島ユナイテッドの下部組織の理事を務めていた男性の嘘の辞任届を作り印鑑を押した疑いが持たれていました。この男性が2023年9月に刑事告発していました。徳重 前代表は自身を巡る問題を理由に先月、代表を退いています。

 鹿児島ユナイテッドによりますと、鹿児島地検は28日付で徳重 剛 前代表を不起訴処分としたということです。詳しい理由などは明らかになっていません。徳重 前代表の不起訴処分を受け、鹿児島ユナイテッドがコメントを発表しました。以下、全文。

「弊クラブの徳重剛氏は、関連会社の登記申請に関し、電磁的公正証書原本不実記録等の疑いで書類送検されておりましたが、本日、鹿児島地方検察庁において、不起訴処分になったと確認が出来ましたのでその旨ご報告させていただきます。告発された方、関係者の皆様、スポンサーやファン・サポーターの皆様、自治体関係者の皆様など、多くの方に多大なるご心配とご迷惑をおかけいたしましたことにつきまして、改めて深くお詫び申し上げます。クラブとして、今回の事態を教訓とし、これまで以上に法令遵守に努め、皆様からの信頼回復に取り組んでまいります」
最終更新日:2025年4月28日 20:16