データで見える社会の動き 高校生がビデオリサーチで職場体験
私たちが普段何気なく目にしているテレビ番組。その番組がどれだけみられているかを示すのが視聴率です。番組の注目度や影響力を映し出す、重要なデータとなっています。その統計の“裏側”を、高校生たちが職場体験を通して学びました。
11日、甲南高校に通う2年生15人が職場体験に訪れたのは、東京の「ビデオリサーチ」本社です。「ビデオリサーチ」は、テレビの視聴率などのデータを集めて分析し、提供している会社です。
調査を基にした統計データがどのような場面で使われているのか、クイズを交えて楽しく学びました。また、実際の生活で統計のデータがどのように活用されているかについても説明がありました。
(生徒)
「はじめは会社についてよく分からなかったが、さらに視聴率について知ることができてこれからのテレビの視聴の仕方も変わるかなと思う」
(生徒)
「(視聴率が)商品開発にも役立っていると知り、奥が深いなと思った」
(ビデオリサーチ広報部長・ 長谷川晃子さん)
「授業を超えた学び/データからデータ自体の面白さを感じてもらえたら嬉しい」
普段触れることのない「データの世界」を体験した生徒たち。貴重な学びとなったようです。