種子島の西之表港で23日午後、種子屋久高速船が岸壁に衝突する事故がありました。乗客と乗組員、計133人にケガはないということです。

　23日午後2時すぎ、西之表港の桟橋に入港しようとした種子屋久高速船「ロケット3」が着岸に失敗し岸壁に衝突しました。種子島海上保安署によりますと、高速船には乗客128人、乗組員5人の計133人が乗っていましたが、ケガ人はいないということです。この便は、屋久島町の安房港を午後1時10分に出港し、種子島を経由して午後3時55分に鹿児島港に到着予定でしたが、事故により欠航となりました。

（乗客）
「博多まで帰る予定で、仕方ないという感じ」

（乗客）
「（衝撃は）けっこう強かったような。着岸のタイミングだったが、着岸の振動ではないと思った」

　種子屋久高速船は、臨時便を出すということです。種子島海上保安署は事故の詳しい経緯などを調査しています。