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「かっこよく頑張ります」大阪・関西万博で披露へ、伝統芸能「浪板虎舞」…メンバーが意気込み語る(宮城)

2025年6月10日 6:30
「かっこよく頑張ります」大阪・関西万博で披露へ、伝統芸能「浪板虎舞」…メンバーが意気込み語る(宮城)

宮城・気仙沼市の浪板地区に江戸時代から続く伝統芸能「浪板虎舞」が、大阪・関西万博で披露されます。

「浪板虎舞保存会」のメンバーは、宮城県庁を9日訪れ、意気込みを語りました。

「浪板虎舞」は、宮城県の無形民俗文化財に指定され、3人の演者が虎の頭と胴体を操り「虎バカシ」と呼ばれる先導役に導かれ、航海の安全や大漁を祈願します。

大阪・関西万博では、「東北絆まつり」に合わせ保存会のメンバー32人が参加し、6月14日と15日の2日間勇壮な虎舞を披露します。

10歳の最年少メンバー
「万博でかっこよく頑張ります」

「浪板虎舞」は、1970年の大阪万博でも披露され、55年ぶりとなります。

大阪万博で虎バカシを務めた「浪板虎舞保存会」小野寺優一(80)顧問
「外国人から)オー、ワンダフル、タイガーダンスと言われたのが、すごく印象的でした」

関西万博で虎バカシを務める「浪板虎舞保存会」小野寺厚也さん
「気仙沼にも素晴らしい伝統芸能があることを、皆さんに知ってもらえるように、最高の演技をお届けしたい」

東日本大震災を乗り越え、2回目の万博の舞台に上がる「浪板虎舞」。
保存会のメンバーは、復興支援への感謝を伝えたいとしています。

最終更新日:2025年6月10日 6:30