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「吸い物に天ぷら、かき揚げおいしいです」明治時代から続く伝統のシロウオ漁(宮城・南三陸町 伊里前川)

2025年4月16日 16:11
「吸い物に天ぷら、かき揚げおいしいです」明治時代から続く伝統のシロウオ漁(宮城・南三陸町 伊里前川)

宮城・南三陸町の伊里前川では、明治時代から続く伝統のシロウオ漁が行われています。

サクラの季節に合わせ、南三陸町歌津の伊里前川で本格化するシロウオ漁。

ハゼの仲間 シロウオは、透き通った体が特徴で、この時期 産卵のために川を遡上します。

「ザワ漁」と呼ばれる漁法で、V字型に石を積んで奥に仕掛けたカゴ網にシロウオを誘い込みます。

今年は、暖かい日と寒い日が繰り返し気温が安定しなかったことから、例年より1か月ほど漁が遅れました。

サクラ前線が北上しシロウオが姿を見せ始めると、漁師も一安心。
最盛期には、1日8キロ~10キロほど獲れるということです。

シロウオ漁師・渡辺千之さん
「4月の半ばから5月の連休までに大いに期待したい。吸い物とか天ぷら、かき揚げおいしいです」

伊里前川のシロウオ漁は、6月まで行われます。

最終更新日:2025年4月16日 16:11