「花びら一つ一つ違って見える」…『阿武隈急行』沿線のサクラ、車窓から 宮城最南端の駅でも(宮城)
宮城県・南部を走る『阿武隈急行』沿線のサクラ。
車窓から見えるサクラ、県内最南端の駅周辺のサクラなど、絶景をご覧いただきます。
『阿武隈急行』は、宮城・柴田町の槻木駅~福島駅までを結ぶ総延長54.9キロの第三セクター運営の鉄道。
住民からは“あぶ急”の愛称で、親しまれています。
ピンク色の車両もあったり、ヘッドマークはサクラのデザインです。
宮城・角田市の横倉駅から、カメラが電車に乗り込みました。
乗客の視線の先にも、サクラの木。
線路のすぐ脇に小さなサクラ並木が、見えてきました。
運転士
「運転中にみる景色は格別。窓を開けながら運転していると、風も入ってきて気持ち よく運転できる」
満開のサクラの下を、電車が駆け抜けます。
『阿武隈急行』では、1日乗り降り時自由の『桜めぐり切符』を販売していて、沿線のサクラを楽しめます。
宮城県南の丸森駅に、到着です。
電車を囲むように、サクラが咲いていました。
田園地帯を走ってきた電車は、丸森駅を過ぎると丘陵地帯へ。
緑色の橋が見えてきました。
阿武隈川を渡ります。
6年前の『東日本台風』で大きな被害を受けたのが、宮城県最南端の駅・あぶくま駅でした。
1年後に、線路は復旧。
あぶくま駅周辺のサクラは、今年も見事に咲いていました。
阿武隈川が作り出した渓谷とサクラが織りなす絶景を、楽しむことができます。
訪れた人
「花びら一つ一つ違って見える感じがします。吸い込まれそうですね」
『阿武隈急行』沿線のサクラは、見頃のピークを迎えています。