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開園150周年、仙台市『西公園』のサクラ…外国の人にも生後8か月の子にも“人生初”の満開

2025年4月15日 19:27
開園150周年、仙台市『西公園』のサクラ…外国の人にも生後8か月の子にも“人生初”の満開

2025年に開園150周年を迎える仙台市にある西公園のサクラ。
満開のサクラのもとでの花見をする人々を取材をすると、たくさんの初めてと出会いました。

親子)ピンクのつぼみある、見て

仙台市のサクラの名所、西公園。
園内には、ソメイヨシノやシダレザクラなど約200本の桜が植えられ、花見シーズンには7万人以上が訪れます。

訪れたブラジル人女性)初めてのサクラ

カメラが出会ったのは、地球の反対側・ブラジルから観光に訪れた女性。
人生初めてのサクラとのこと。

ブラジルから
「日本に来るのは4回目。きょうはサクラを見た初めての日です。これまで桜を見たことはありませんでしたが、これは美しいです。本当に人生を変えると思います」

小さな手に可憐な花びら。
お兄ちゃんと食べるピンク色のチョコバナナは、初めてのお花見スイーツでしょうか。

大学1年生
「これから4年間長い付き合いになりますが、よろしくお願いします」

この春、大学生になった若者たち。
この日が、クラスメイトと初めての花見。

大学1年生
「クラスみんなで集まる機会が、授業以外でない。初めて。ほかの人と関わる機会がコロナで激減してしまった。楽しい会になっています」

西公園の開園は明治8年と、仙台市で最も古い公園です。
今年2025年に、開園150周年を迎えます。

戦前からあったサクラは仙台空襲により焼失しましたが、戦後の再整備にあたり改めて植樹されました。

1980年代の花見の写真。
ラジカセに三味線、みんなで飲んで歌って大盛り上がりです。

時代は令和。
こんなサクラの楽しみ方も。
三脚に建てたスマホの前で、ポーズを決める3人組。
初めてのことをしているそうです。

3人組
「(Qお花見しながら?)生配信です。3人集まっての配信は、きょうが初めて」

自分たちの花見宴会の様子を、ライブ配信。
画面の向こう側には、約30人の視聴者がいて一緒に楽しんでいるそうです。
いろいろなサクラの楽しみ方が、あるんですね。

会社の先輩)東北へようこそ、乾杯
新社会人)ありがとうございます、よろしくお願いします

先輩から歓迎を受ける新入社員。
社会人になって初めての花見とのことで、正座をして少し緊張気味のようです。