気になる今年の新米…イネ生育調査、結果は?「残った苗は放置せず早めに処分を」宮城
今シーズン2回目となるイネの生育調査が宮城県内各地で行われ、大崎市田尻の水田では順調な生育が確認された。
この調査は、イネの生育状況を把握し今後の管理に役立てようと県が6月から7月にかけて10日おきに行っているもの。
県内28の調査地点のうち、大崎市田尻の水田では県美里農業改良普及センターの職員が先月3日に植えられた「ひとめぼれ」の草丈や葉の枚数など4項目について確認した。
調査の結果、過去5年の平均値と比べ茎の数が順調に増えていてイネの生育は良好だという。
県美里農業改良 普及センター酒井球絵 技術主任主査
「茎の数も順調に増えていて、非常に良い生育となっています。前回の生育調査から気温が高い日が続いてますので、茎の数が順調に増えていると思います」
今後について県は、「イネの生育を促すために田んぼの水を2~3センチほどの深さで管理し、いもち病の発生につながるため残った苗は放置せず早めに処分してほしい」と呼びかけている。
最終更新日:2025年6月10日 16:15