×

停電の原因に、電柱に作られた“カラスの巣”の撤去作業(宮城・名取市)

2025年4月16日 5:55
停電の原因に、電柱に作られた“カラスの巣”の撤去作業(宮城・名取市)

停電の原因となる電柱に作られたカラスの巣を撤去する作業が、宮城・名取市で15日に報道公開されました。

名取市閖上にある高さ11メートの電柱に作られた、直径50センチほどのカラスの巣。

作業員2人が高所作業車に乗り、電気を通さない工具を使って取り除きました。

東北電力ネットワークによりますと、巣の材料に使われる木の枝や針金などが設備に接触すると、停電が発生する恐れがあるということです。

毎年3月~5月にかけて、カラスは繫殖期を迎え巣作りが盛んになります。

2024年、宮城県内では過去最多となる3325個の巣が撤去されましたが、カラスの巣が原因の停電が5件発生したということです。

東北電力ネットワーク・岩沼電力センター 高橋聖さん
「日常業務で、今回のように作業しております。地域住民の方にご迷惑かけないよう対応しております」

東北電力ネットワークは「電柱にカラスの巣を見かけたら連絡してほしい」と、呼びかけています。

最終更新日:2025年4月16日 5:55