災害派遣職員の活動拠点にキャンピングカー、宮城県×業界団体が協定 プライバシー確保にも有効
宮城県は、災害時に県の派遣職員の活動拠点としてキャンピングカーを利用できるよう、業界団体と協定を結んだ。
協定を結んだのはキャンピングカーの製造や販売を行う業界の団体日本RV協会。
協定では、地震などの災害時に県の派遣職員などの活動拠点として災害現場近くの協会加盟店からキャンピングカーの提供を受けることができる。
加盟店なら全国どこでも提供を受けることができる。
キャンピングカーは電源が確保されていて、横になって寝泊りができるなど、派遣された職員がプライバシーを守りながら体を休めることができる。
日本RV協会 髙橋宣行 副会長
「キャンピングカーは防災のために非常に有効だということをしっかりと認識いただける」
県では、能登半島地震で派遣した職員の生活環境確保に苦慮したことから、災害時の活動拠点として期待している。
最終更新日:2025年3月14日 5:30