主に刺身用として全国各地に出荷 石巻魚市場に養殖ギンザケ初入荷<宮城>
宮城県の石巻魚市場に12日、今シーズン初めてとなる養殖ギンザケが入荷した。
午前4時半頃、石巻市の石巻魚市場に入荷したのは、鮎川浜で養殖されたギンザケ約5トン。
今年は、海水温が高い影響で高温に弱いとされる稚魚を養殖場に入れる作業が、例年より1か月延期されたため、過去最も遅い初入荷となった。
入札では、ご祝儀相場もあり、最高値は1キロあたり1650円と去年より300円ほど高く取り引きされた。
<石巻魚市場 佐々木茂樹社長>
「1.5キロ前後の良い魚が入ってきたので順調に成育している」
養殖ギンザケは、7月中旬頃まで水揚げが行われ、主に刺身用として全国各地に出荷されるという。
最終更新日:2025年4月12日 12:03