老化のメカニズム等解明へ、東北大学×島津製作所がコラボ…新しい研究施設「健康長寿社会に貢献したい」
東北大学と島津製作所は、人の疲労や老化のメカニズムを解明する新たな研究施設を設置しました。
東北大学と大手分析機器メーカーの島津製作所は、医学部のある星陵キャンパスに新たな研究施設を共同で設置しました。
伊藤悠貴記者リポート
「研究棟では、8台の分析機器を使って人の疲労や老化のメカニズムなどの研究が行われる」
研究施設では、人の疲労や老化メカニズムに関わる「超硫黄分子」の特性を解明し、がんなどの病気の診断や治療法の確立、老化を防ぐ機能性食品の開発を目指します。
東北大学大学院・医学系研究科 井田 智章特任教授
「超硫黄分子が健常者と比べて変わっている、変化している増えている減っていることを調べることによって、患者の健康状態のバロメーターのひとつとして活用できないかと」
共同研究は2027年3月まで行われ、健康長寿社会に貢献したいとしています。