渡り鳥が飛来する仙台市若林区の「大沼」で、19日　不法投棄されたゴミが回収された。

若林区荒井にある大沼。

ほとりでは、カモが羽を休めハクチョウが羽を広げて飛んでいた。

坂上 誼光記者リポート「渡り鳥が飛来することなどで知られる大沼です。見てみると、掃除機が捨てられて いるのが分かります」

産業廃棄物の収集・処理を請け負う民間団体や仙台市の職員など105人が、この時期　水位が低下している大沼をパトロールして不法投棄されたゴミを拾い集めた。

大沼では、使わなくなった家電製品やタイヤの不法投棄が確認されていて、5年前から毎年清掃活動が行われている。

19日は、2時間ほどで一斗缶や空き缶プラスチックなどおよそ240キロのゴミが回収された。

宮城県産業資源循環協会　仙台支部・片桐 章事務局長「地域の美化に意識を持っていただいて、自分たちの住む町をきれいにすることを心がけていただければ幸いと思います」

主催した団体は、不法投棄が多い場所でパトロールや清掃活動を行っていくという。