目指せインターハイ!県内各地で高校生が躍動【県高校総体まとめ】
宮城県高校総体はここまで県内各地で様々な競技が行われている。週末にかけて行われたバスケット・卓球・柔道を取材。インターハイに向け、高校生たちが躍動している。
浅野航平アナ
「今年もバスケットの決勝は利府町開催3連覇を狙う聖和学園に仙台大明成が挑みます」
試合の序盤、主導権を握ったのはオレンジの明成。
積極果敢なスリーポイントが決まる!これも、決まる!また、決まる!次々、リングを射抜きます。なんと第1クオーターだけでスリーポイント、5本成功。最初の10分をリードして終える。
第2クオーター、追いかける白の聖和はキャプテン・3年生の齋藤凌花選手がアタック。さらに、遠い位置からのスリーポイントも沈め、1点差で迎えた、前半終了間際には、アシストで同じく3年生、生田目選手のスリーポイントを演出。逆転に成功し、試合を折り返すと。
後半も齋藤選手のアシストは得点のきっかけに。冴え渡るパスに2年生のサトウ選手などが応え、スリーポイント主体で一気にリードを広げた聖和。粘る明成を振り切り、大会3連覇を達成した。
キャプテン齋藤凌花 選手(3年)
「ホッとしてます勝てて(インターハイに向けて)「絶対ベスト4という目標を達成できるようにこれからまた聖和全員でがんばっていきたい」
男子決勝は明成と東北学院の対戦、序盤、東北学院が食らいつくも。明成が、内、外多彩で、連携もとれた攻撃で引き離し、勝利。
13大会連続の優勝を決めた。
キャプテン新井 慶太 選手(3年)
「インターハイでは自分たちのバスケットを1回戦から展開して日本一を取りたい」
おととい、女川町で行われたのは柔道の団体戦。3人制の女子の決勝は東北と古川工業が対戦。
先鋒戦は引き分け。東北の中堅は70キロ級で優勝した田邊選手。試合開始からわずか24秒。鮮やかな1本勝ちでインターハイ出場に王手をかけると、大将戦も、3年生の中野選手が勝利。東北がインターハイ出場を決めた。
一方、5人制の男子の決勝は3連覇を狙う東北と仙台育英が対戦。
先鋒、次鋒と引き分けで迎えた中堅戦。東北は3年生の宇井選手!
1本勝ちで勝利。1歩前に出た東北が勢いそのままに大会3連覇。男女揃ってのインターハイ出場を決めた。