日銀マイナス金利解除 暮らし影響は?銀行金利微増か どうなる住宅ローン《長崎》
(70代 諫早市)
「金利はあてにしないで。手元に持っていたら心配だから、銀行に置いておくって感じなので、あまり気にしていない」
また、懸念されるのは住宅ローンの金利の上昇です。
長崎市の「福徳不動産」に聞いてみると。
(福徳不動産 斉藤 豪取締役)
「市場では、6~7割の人が変動金利を選択すると言われているので、今のところマイナス金利の解除で変動金利が上がっている状況ではないので、短期的には大きな影響はない」
ただ、“建設ラッシュ”が続く県内では住宅やマンションの価格なども上がっていることから、その分、ローンの金利も高くなる懸念があるしています。
(福徳不動産 斉藤 豪取締役)
「毎年のように建築コストが上がっている状況で、住宅価格も上昇しているので、この分と長期目線での金利の上昇が重なってしまったときには、多少なりとも新築住宅の販売に影響が出ると思う」
“実感のない好景気”の中で迎えた 経済政策の転換点。
中小企業の賃上げや個人消費の回復が追いついていない中、今後への不安の声も聞かれました。
(30代 長崎市)
「(好景気の)実感がないまま、デメリットだけ強く感じるとつらい」
(50代 長崎市)
「給料も上がっていけばいいかなと思うが、なかなか上がらず金利だけ上がると、今後どうなるかなと不安に思う」