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100歳を超えても介護サービスは受けず 健康長寿で表彰の101歳 秘訣は畑仕事《長崎》

2024年1月19日 14:35

▼夫は67歳で他界 優しくて人から好かれる人だった

生まれは 佐賀県。

4歳の時に養女として田村家に来ました。

「ひどく悪い子ではなかったけれど、親の言うことはよく聞くし 」

「これが私の婿さん。これは(結婚式の)加勢に行っている時に、私を写していたら夫も入ってきて写った」

25歳で結婚し、3人の子どもに恵まれました。

(田村 スミヱさん(101))
「父ちゃんは67歳になったばかりで死んだ。ちょうど3月にお彼岸に亡くなった。人間が良かった。優しい、人から好かれる人だった」

▼生きていく心の支えは子どもや孫たち

夫を亡くして40年あまり。

子どもや孫たちが心の支えになってくれたそうです。

現在は、長男の清人さん・裕子さん夫婦と3人で暮らしています。

(長男 清人さん)
「よく長生きしていると思っている。自分の好きなことをすればいいと思っている」

▼好き嫌いなく、黙々と食べる

食事の時間は・・・

(田村 スミヱさん(101))
「ご飯食べる時は黙って食えと言われていた。昔、私の父はそう言っていた」

好き嫌いはありません。硬いもの以外は何でも食べます。

この日も・・・

「ごちそうさまでした」

きれいに完食しました。

家のまわりの田畑は、親から引き継いだ土地。

粗末にしたくないと丁寧に手入れをしてきました。

(田村 スミヱさん(101))
「この辺は人も良く、人間もいい人ばかりで悪い人はいない、優しい人ばかりでいい。住みやすい 」

▼周囲の人との何気ないコミュニケーションも楽しみ

100歳を過ぎた今。人生をこう振り返ります。

(田村 スミヱさん(101))
「私は幸せです。だから長生きもしている。何事も心配させられないことが、私の生きがい。子どもがいいから。わが子を褒めるようだけど」

(親せきたち)
「ばあちゃん、コーヒーいらん?」

人との会話やにぎやかな雰囲気が大好き。

年を重ねるとともに友人たちは亡くなったり、遠方に引っ越したりして、減ってしまいましたが・・・。