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【衆議院選挙・長崎1区】“変革期の県都” 5人が乱戦 無党派層の取り込みがカギか?《長崎》

2024年10月23日 6:45

■内田 隆英候補(共産・新)

共産党・新人の内田 隆英候補 68歳。

旧伊王島町議を5期、その後は去年4月まで長崎市議を4期務めました。

(内田 隆英候補)
「今 国民が望んでいるのは、裏金問題や統一教会との癒着の問題。真相解明を行い、実効力のある対策を取ることではないか」

選挙戦では、自民党の裏金問題を中心に与党の姿勢を批判。

暮らしの支援や社会保障制度の拡充を訴えます。

(内田 隆英候補)
「軍備拡大ではなく、国民の暮らし。福祉に回せば高齢者医療費は無償にできる。(経済を)活性化させるために効率が上がるのは、消費税を5%に引き下げること」

5人の候補の中で最高齢の内田候補ですが、市内をくまなく回り、比例票の上積みも狙います。

(内田 隆英候補)
「裏金問題を暴き出したのは 共産党なんだと。みんな「なるほどな」と、足を止めて最後まで(話を)聞いてくれる。
自民党の政治が嫌だという人にとっては、各候補の政策と見比べて、自分の思いにぴったりの政策はどの党かを見比べて、投票行動を起こしてほしい」

■黒石 隆太候補(参政・新)

(黒石 隆太候補)
「裏金問題を解決したところで、私たちの生活は1ミリも変わらない。政治家の使命は何か。国民の命と安全を守ること」

参政党・新人の黒石 隆太候補。

長崎市消防局の職員を経て、今回 国政に初めて挑戦しました。

減税と積極財政による経済の活性化を訴え、食糧自給率の倍増などを公約に掲げています。

(黒石 隆太候補)
「国民が集まって、国民が政党を作って、国民の声を政治に届けるという新たな形を持った政党が必要。それが私たち参政党だ」

5人の候補の中で最も若い33歳。

繁華街を中心に街頭で訴えるほか、SNSも活用します。

(黒石 隆太候補)
「自分の考え、政策を訴えていくという当たり前のスタンス、候補者としての役割をまっとうしていきたい」

解散前、衆議院に1議席を確保していた参政党。

小選挙区だけでなく、比例選でも支持の拡大を狙います。

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■下条 博文候補(自民・新)