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【衆議院選挙・長崎3区】県北に五島列島や東彼杵が加わる 補選の勢い残る熾烈な争い《長崎》

2024年10月25日 6:45

■金子 容三候補(自民・前)

一方 自民党の前職、金子 容三候補。

第一声の場所に選んだのは、区割りの改定で新たに選挙区に加わった東彼杵町です。

(金子 容三候補)
「政治に対する信頼をまず取り戻していく。そのための政治改革を、これからもしっかりと行っていく。断行していくことを、皆様方にまずお約束を申し上げる」

2023年10月23日に当時の現職の衆議院議員の逝去に伴い、去年10月に行われた旧4区の補欠選挙。

18年間勤めた証券会社を退職して挑み、初当選を果たしました。

しかしその後、自民党派閥の裏金問題が発覚。

突如「逆風」の矢面に立たされました。

今回 選挙区内の全ての市と町で出陣式を行った金子候補。

し烈な票の争いが見込まれる佐世保市では、自身と同じ旧岸田派に所属していた国会議員や、宮島市長が激励に駆けつけました。

(宮島 佐世保市長)
「この1年間、金子容三代議士。本当に一生懸命、地域のために、国のために頑張ってもらった」

連立政権を担う公明党からも推薦を受け、連携体制をとっています。

また 新たな主戦場となった五島市にも入り、支持拡大に奔走。

(金子 容三候補)
「解決しなくてはいけない課題は、2年半後に期限到来が迫っている “有人国境離島法” の改正、拡充、延長」

地域の声をくみ取ることや、漁業振興や畜産農家への支援を訴え、国とのパイプ役としての意欲を示します。

(金子 容三候補)
「多くの課題がまだまだ山積している。この選挙でしっかりと勝ち抜いて、もっともっと国に、皆様の声を届けていかなくてはいけない」

■末次 精一候補(立憲・元)

国政への返り咲きを目指す立憲民主党の元職、末次 精一候補。

大票田の佐世保市で、推薦を受ける「連合長崎」の幹部や、連携する野党系の県議、市議と第一声を上げました。

(末次 精一候補)
「一部の人たちのよどんだ政治か、それとも皆様の声が届く開かれた政治にするのか、それを選択する選挙でもある」