アナタはどう思う?“最多9人が立候補” 自民党総裁選 15日間の論戦に県民も注目《長崎》
(衣料品店)
「商売の方は大変。うちなんかは主婦が相手なので(物価高が)直撃している。食べるものが1番になるし、衣料品は後回しになる」
物価高騰などで影響を受ける畜産農家からは、一次産業に対する具体的な支援を求める声が聞かれました。
(五島市の畜産農家)
「後継者不足と言われつつも、今後 増えていってもらうためには、支援を考えてもらいたい。都市部だけでなく離島にも目を向けられる人で、若くて活気のある人が(総裁に)なってほしい」
また マイナンバーカードと健康保険証を一体化した「マイナ保険証」をめぐっては、推進してきた河野太郎氏(デジタル担当大臣)や加藤勝信氏(前厚生労働大臣)は予定通り、今年12月に現行の健康保険証を廃止し、マイナ保険証に一本化。
一方で、林芳正氏(官房長官)や石破茂氏(元幹事長)は、国民の不安を背景に、廃止時期の延期を検討する考えを示しています。
(70代)
「紙(の保険証)でもマイナでもいいが、もうちょっと使いやすく説明をしないと、みんなオロオロいしている」
安全保障分野については、茂木敏充氏(幹事長)が、防衛費の増額に伴う増税を停止すると発表しました。
「基地の街」佐世保市では。
(60代)
「(防衛費の増額は)そうせざるを得ないということで、納得できるのであれば(増税も)仕方ない」
(80代)
「日米安保があるからそれに基づいてアメリカとは仲良くしたほうがいい。憲法改正は必要だと思う。防衛に限らず、教育とかも含めて」
また 被爆体験者からは全員の早期救済とともに、一刻も早い核兵器禁止条約への署名・批准を求める声が聞かれました。
(岩永千代子さん)
「核を使わないというほうを重要視する。日本の立場を、平和を希求していると。先頭に立って中立な立場ではなく(行動してほしい)」
市民から最も多く聞かれたのが…。
(50代)
「見ていて嫌なのは裏金問題。そういう所を刷新してもらえるような人になってほしい」
(80代)
「カネが要るというのはわかるが、もらったらはっきりすべき」
いわゆる「裏金問題」を受け、政治改革のあり方も争点の1つに。