被爆体験者訴訟「私たちは被爆者だ」判決は9月9日 広島と同じような解決を原告団は期待《長崎》
(桒畑笑莉奈アナウンサー)
長崎では “雨” は、どうだったのでしょうか。
(加藤 記者)
長崎でも雨が降ったという証言も多数あり、私も直接体験した方からお話を聞いたこともありますが、雨以外に灰や塵などが降ったと、多くの人が証言しています。
長崎の原告たちは、雨であれ、灰やちりであれ、放射性物質を含んでいることには変わりがないとして、自分たちが苦しんできた病気は原爆による『内部被ばく』によるものだから広島と同じように認めてほしいと主張しています。
(佐藤アナウンサー)
どのような判決に期待しますか。
(加藤 記者)
これまで話を聞いてきた被爆体験者の人たちの証言は、とても鮮明で「事実を事実として認めてほしい」と口々に話していました。
広島と同じような判決が出ることを期待します。
国も、広島高裁の判決について上告せずに受け入れていますし、岸田総理もこの長崎で “解決” という言葉を口にしたわけですから、高齢化した被爆体験者のためにも、一刻も早い政治解決が求められていると思います。