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【衆院選】長崎選挙区は前職の3人が議席を守る結果に 2区立憲の前職も比例復活《長崎》

2024年10月28日 22:34

比例への重複立候補が認められず、背水の陣として臨んだ 厳しい戦いを制しました。

(加藤 竜祥氏)
「政治と金であります。まずはしっかりとこの問題に向き合うこと、直視をすることが自民党全体に求められている。これからもしっかりと、ふるさとの振興発展をしっかりとやって地方創生の光が輝くように精進していく」

争点の1つとなった「政治とカネ」問題の当事者の1人でしたが、立憲・前職の山田 勝彦氏を1万4000票あまり上回る 9万6095票を獲得しました。

一方「政権交代こそが最大の政治改革」と訴えた山田氏は、比例代表での復活当選です。

(山田 勝彦氏)
「裏金を作らせないための法律を、今一度作らないといけない。改めて国会に戻り、本当の意味での 政治改革を勧めなければならない」

【長崎3区:自民】若さや政治改革に取り組む覚悟をアピールし完全勝利

(金子 容三氏)
「おはようございます」

2度目の当選を果たした自民・金子 容三氏は、午前7時半、佐世保市役所の前に。

手を振りながら、有権者に感謝の気持ちを伝えました。

与野党三つどもえの激戦となった長崎3区。

金子氏は政治とカネの問題で「逆風」を受けながらも、若さや政治改革に取り組む覚悟をアピールし、約9万票を獲得。

組織戦も功を奏し立憲の元職の末次 精一氏に2万2000票あまりの差をつけ、当選しました。

(金子 容三氏)
「長崎県北、五島のために、これからも今まで以上に皆様方の声をしっかりと受け止め、いいまちにしていく」

一方 末次氏は、連合長崎や社民、国民の支援を受けて議席奪還を目指しましたが、リベンジは果たせませんでした。

(末次 精一氏)
「ひとえに私一人の力量不足でこのような結果になった。お詫びしてもお詫びし足らないぐらい皆様にはお世話になったが、改めて本当に申し訳ない」

当選者には、30日に証書が付与される予定です。

最終更新日:2024年10月28日 23:06