【被爆80年】「8月9日の記憶」上映会 ユーチューブ配信も開始 高齢化進む“被爆者証言”残す《長崎》
1945年8月9日。
あの日の惨状や思いを伝えます。
(8歳で被爆 山川 剛さん)
「爆心地の上空で炸裂した核兵器の光は、すさまじかった」
(9歳で入市被爆 末永 浩さん)
「原爆なんか使うべきじゃない。たくさんの人を殺す、皆殺しの兵器」
長崎原爆資料館で開かれたのは、被爆証言映像「8月9日の記憶」の上映会です。
長崎平和推進協会が、高齢化が進む被爆者の証言を映像で残そうと2020年度から制作を進めています。
昨年度は、当時6歳から9歳だった4人の証言を被爆した場所などで撮影し、1人20分程度にまとめています。
上映会には約60人が参加し、被爆の記憶に思いをよせました。
(青少年ピースボランティア)
「被爆80周年なので伝える機会が増えてきている中で、自分から積極的に発信していけたらいい」
映像は12日から、長崎平和推進協会の公式ユーチューブで公開されています。
最終更新日:2025年5月16日 13:21