長崎から海外への飛躍目指す『リコーITソリューションズ』全国8拠点目の事業所を長崎市に開設《長崎》
長崎をIT研究開発の拠点に。海外への展開も目指します。
事務機器大手リコーのグループ会社『リコーITソリューションズ』が、全国で8拠点目となる事業所を長崎市に開設しました。
(リコーITソリューションズ 野水 泰之社長)
「IT研究開発拠点として、この長崎が “AI”、“IoT ロボット”の産業を作っていくと、私は信じている」
長崎市御船蔵町のオフィスビルに開設された『リコーITソリューションズ』の長崎事業所。
企業のデジタル化支援など、ソフトウェア開発を手がける会社で3日、開所式が行われました。
県内では、産官学が連携してIT人材の育成に力を入れていることを受けて、2023年に県や長崎市と立地協定を締結。
横浜市の本社や札幌、金沢などに続き、全国8か所目の拠点となります。
オフィスには石畳やステンドグラスのデザインを取り入れ、異国情緒漂う長崎の街並みをイメージしました。
11人の社員でスタートし、ITサービス基盤や企業向けのAIサービス、IoT技術を活用したアプリ開発などを行います。
(リコーITソリューションズ 野水 泰之社長)
「長崎の地は、IT人材を多く生み出してくれている。事業所を設けて、この地から海外に飛躍しようと思っている。(様々な文化が)融合した長崎の地で、我々の新しい文化をつくっていきたい」
7月には、研修を終えた4人の新入社員(全員県内出身)も配属されるということです。