「福祉の仕事ってクリエイティブだぜ!」特養ホーム施設長は福祉のヒーロー “介護職”の魅力発信《長崎》
(原田 竜生さん)
「思わないでしょ。思わない理由に何があるかというと、制限が多いからとかがある。
だったらそういうものを消していかないと、おもしろいものが作れない」
福祉の現場で より快適に過ごせる場面を作ることは、介護する側の “やりがい” になり、介護される側の “生きがい”になる…。
この『思いに応える』 取り組みは、自身が施設長を務める今の老人ホームでも…。
(原田 竜生さん)
「水分補給ですって、お茶が出たりする。その時点で選択肢がお茶しかない。
私たちが当たり前に(日常で)やっていることが、施設に入ると当たり前じゃなくなる。そういうところを1つずつ、いろんな改善をやってくれているのかなと思う」
入所者の日々の思いを聞いた職員が、新たな発想で考えたアイデアを積極的に取り入れることで、より楽しく過ごせる施設を目指しています。
福祉の現場で挑戦する若手職員の声を届けようと先月、東京で全国の社会福祉法人によるイベントが開かれました。
(タレント みやぞんさん)
「やらされている仕事から やりたい仕事へ。
福祉の仕事をクリエイティブにするヒーローです」
全国から選ばれた7人の「社会福祉HERO’S」の一人として登壇した、原田さん。
長崎県からは初めての受賞です。
(原田 竜生さん)
「介護をはじめ、福祉の可能性って本当に広い。だからスタッフたちに声をかける。まずやってみようと。そして殻を破って気づいてほしいんです。
福祉の仕事ってクリエイティブだぜ!って」。
3月5日、県庁で開かれた伝道師の研修では、講話のデビューを控えた6期生10人が、先輩たちに成果を披露しました。
(6期生のプレゼン)
「介護の仕事で得る幸福感はどれも印象的で、とても感じたことがないような感謝を経験する」