【被爆80年】「被爆の体験を残したいが…」高齢になった被爆者の声を後世へ “執筆補助”とは《長崎》
被爆者から直接、証言を聞くのが困難になりゆく時代。
思いや記憶がつづられた「体験記」は、平和のバトンとしての役割を担っています。
平和学習として行われる勉強会も。
(生徒)
「世界中の人にこの体験記を見てもらって、二度と戦争がなくて、長崎が最後に核兵器を使われた場所という世界にしてほしい」
「体験記」を通して被爆地の子どもたちは、戦争や原爆の恐ろしさを心に刻んでいます。
(濵崎 ミネ子さん)
「幸せに、平和になってほしい。
やっぱり話しておかないとわからない」
平和を願う被爆者の思いは “記憶の結晶” として一冊、また一冊と、時を超えて、後世へと受け継がれます。
追悼平和祈念館では、被爆体験に関する手記などを募集しています。
「執筆補助」の形式でも対応しているので、電話で問い合わせるか、祈念館のホームページの問い合わせフォームからも受け付けているということです。