県美術館の最多動員記録を更新中!「金曜ロードショーとジブリ展」いろんな世代が楽しめる展覧会《長崎》
開館20周年を迎えた県美術館の企画展「金曜ロードショーとジブリ展」。
先日 来場者数が、県美術館の “最多の動員記録” を塗り替える 7万人を突破しました。
あらゆる世代の人たちが、自分なりの楽しみ方ができる展覧会です。
【NIB news every. 2025年4月24日放送より】
長崎市の県美術館で始まった「金曜ロードショーとジブリ展」を、中継で紹介します。
会場の入り口では、金曜ロードショーでおなじみのフライデーおじさんが出迎えてくれます。
スタジオジブリ作品の魅力を、時代の記憶や記録とともに楽しめる「金曜ロードショーとジブリ展」。
開催初日の朝の様子ですが、美術館の入口は朝から長い列。
平日にもかかわらず、約100人のジブリファンが列をつくりました。
2023年6月、東京での開催に続いてこれまで6つの都府県で開かれ、累計の来場者数は120万人を超えている展覧会です。
スタジオジブリ作品の魅力を、時代の記憶と記録を通じて体感できるほか、作品の世界に飛び込める空間もあるなどファン必見です。
長崎が九州初となる開催地で、各地からファンが駆け付けました。
(五島から)
「これを見るためだけに来た。家族みんなジブリ好きなので、来られて楽しい」
(佐世保から)
「写真撮影できるところが楽しみで来た。すごく楽しい」
(福岡から)
「(金曜ロードショー)を小さいころから見ていたので、ジブリとコラボしてすごい。歴史を感じる。隠れキャラクターがあって、長崎ではどのようなアレンジをしているのかを探しに来た」
まずは時系列に沿って金曜ロードショーとジブリが歩んできた歴史と当時の世相を振り返る場所から紹介します。
「スタジオジブリ」は1985年6月にスタジオ開きがあり、同じ年の10月に日本テレビの映画番組「金曜ロードショー」の放送が始まりました。
番組の放送開始とジブリの “スタジオ開き” が同じ年というのは、今回初めて知りました。
今年40年を迎える「金曜ロードショー」では、スタジオジブリ作品がこれまでに200回以上放送されているそうです。
ここは作品の公開年、そしてその時代の世相がどのようなものだったかを振り返りながら映画の魅力に迫るコーナー。
そして、映像作品の設計図ともいわれる、貴重な “絵コンテ” も展示されています。
こちらは1988年に公開された「となりのトトロ」の絵コンテ。こんな間近で見られるなんてファンにとってはたまらないですよね。