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自分のスキルをフルに生かして “地域の魅力” に新たな息吹を 地域おこし協力隊の思い《長崎》

2024年7月1日 6:45

▼見て楽しむだけでなく “体験” の場も

イベントは去年に続いて2度目。開催前日、準備に追われます。

地域おこし協力隊のほかのメンバーも協力して運ぶのは、コンテナ65杯分 約3000個のアジサイ。いろんな色を混ぜながら、噴水まわりに全部浮かべて完成です。

さらに、アジサイとハーブを使った「紫陽花守り」を作るワークショップも行うことに。

その材料も集めます。

(諫早市地域おこし協力隊 木山 睦美さん)
「(下崎さんは)頼りがいがある。得意なところ、イラストやお料理も上手で、そういうところで的確にアドバイスしてくれる」

(諫早市地域おこし協力隊 木下 侑香さん)
「(メンバーを)まとめてくれるよね。脱線するのも全部元に戻してくれる」

ワークショップに向けては、講師と一緒にアジサイに合わせるハーブを厳選するなど、試作も行いました。

(講師 宇野 季美さん)
「アジサイは花が大きいから、花の間に(ハーブを)入れてもいい」

(下崎 レイナさん)
「去年は、花手水だけ見て帰ってしまうお客さんが結構いたので、今年は建物にも入ってもらえる ひと工夫が欲しいなと思って」

▼初めての人も久しぶりの人も大満足

噴水を華やかに彩ったアジサイの花手水。

迎えたイベント当日は雨模様となりましたが、ハーブ園には「アジサイ花手水」を一目見ようと 多くの人が訪れました。

(長崎市から)
「すごくきれいで、色が映えていていい。次は晴れの日に来たい」

(長崎市から家族連れ)
「インスタグラムで見て(来た)。大人になってからは(久しぶり)。子どもたちも初めて。インスタグラムに載っていた通り、きれいでよかった」

ワークショップにも多くの人が。

作業中には下崎さん手作りのクッキーとハーブティーがふるまわれ、笑顔あふれる時間になりました。

最後に願い事を結びつけ、それぞれの「紫陽花守り」が完成です。

(長崎市から)
「何十年ぶりかに来た。楽しかった。花を触る時間はいいなと。きれいなアジサイを選んだら、すごく大きかった。手がぶるぶるした」

(諫早市から)
「楽しかった。娘と一緒にできてよかった。毎日、みんなが笑っていられるように(と書いた)。