櫂に魂込め前へ前へ!「長崎ペーロン選手権大会」“伝統”と”誇り”を胸に海の町の熱き戦い《長崎》
(円陣)
「ぶっちぎるぞ」
敗者復活戦、 スタート。
好スタートを切った福田東部。優位にレースを進めます。
しかし、折り返しで大回りに…。
その隙に他のチームに追いつかれ、三つ巴の状態になります。
これまでの練習を信じて。そして、仲間を信じて。
努力は「結果」として表れました。
さらに続く「準決勝」。
全力でペーロン船をすすめるも、決勝進出はならず。
福田東部の熱い夏が終わりました。
(牧島 澪さん)
「悔しさ半分。来年、マジで決勝に行きたいな」
(片山 省吾主将)
「やり切った感はある。まだ完璧じゃないので、来年につなげられるように。来年につなげられるペーロンかなと思った」
固い絆で限界に挑んだ5か月間。
戦いの後に残ったのは、「頂点」へのさらなる熱意でした。
今年かなわなかったその思いを載せたまま、ペーロン船は来年の夏を待ちます。
文字通り、熱戦が展開されたペーロン選手権ですが、福田東部チームが出場した一般対抗レースは、野母崎が大会3連覇を果たしました。