「タキビスト」“揺らめく炎”と“薪が燃える音” 火を囲む癒しの魅力を広める夫婦《長崎》
町内には、まきの販売所があります。
(タキビスト 田中 亮太さん)
「どんだけたき火ができるのかと、わくわくする。大概燃やしても、全然なくならない」
まきを仕入れるために、隣町の川棚町に出向くこともあるそうです。
(タキビスト 田中 亮太さん)
「産地にこだわって、まきを焚くのもおもしろいかなと。近くに良いまき屋さんがあるというのは、タキビストとしては心強い」
(タキビスト 田中 亮太さん)
「こんな感じで、たき火の道具が入っている。これが火ばさみになったり、火吹き棒になったりする。まき割に使う鉈とか、火花を散らして火を付けたり(する道具)」
たき火の魅力に触れたのは子どものころ、家族や友人と行ったキャンプでした。
(タキビスト 田中 亮太さん)
「小枝を拾ってきて燃やして、わいわい言いながら楽しんだような思い出が残っている」
油分を多く含む “針葉樹” と、ゆっくりと燃える “広葉樹”。
2種類の木材を使います。
(タキビスト 田中 亮太さん)
「広葉樹。ちょっとずっしり重たい感じのやつ。これに最初に火を着けようと思っても、なかなか着かないので、じわじわ燃やす用のやつとして一つか二つか、あらかじめ置いておく。あとは燃えやすい軽い針葉樹の木。ヒノキとかスギとか。先に火を着けて、これが燃えている間に徐々に広葉樹のまきに火を移していって、長くたき火を楽しむ感じでいつもやっている」
(タキビスト 田中 亮太さん)
「細かい割ったまきはすぐに燃え尽きてしまうので、勢いよく燃えてる間に少し太めのまきをくべて、徐々に火を育てていくような感じ」
魅力を多くの人に知ってもらうため、普及活動にも取り組んでいます。
(タキビスト 田中 亮太さん)
「風も比較的あまり吹いていないので、絶好のたき火日和」
この日開いたのは、親子参加型のイベント。
(タキビスト 田中 亮太さん)
「なるべく開いている感じの、乾燥したやつを拾ってください」