「私は殺していない」と無罪主張…16年前に内縁女性殺害の被告 長崎地裁で初公判《長崎》
16年前、内縁関係にあった女性を殺害した罪に問われている男の初公判が16日、長崎地裁で行われました。男は「私は殺していない」と述べ無罪を主張しました。
(記者)
「松永千賀子さんと知り合い?」
(馬場被告)
「いや…」
(記者)
「全く知らない他人?」
(馬場被告)
「他人じゃないけどずっとかなり長い知り合い」
2023年、NIBの取材に答えていたのは、殺人の罪に問われている住所不定 無職 馬場 恒典被告(74)です。
起訴状などによりますと、馬場被告は2009年4月中旬から6月頃までの間に、大村市の当時の自宅で、内縁関係にあった松永 千賀子さんの頭を鈍器のようなもので複数回殴って殺害した罪に問われています。
迎えた16日の初公判。
(永田アナウンサー)
「今、馬場被告を乗せたと思われる車が長崎地裁に入りました」
開廷の1時間ほど前から43席の傍聴券を求めて、およそ60人が列をつくり、抽選が行われました。
裁判員裁判の初公判で馬場被告は「私は殺していないし、殴ったこともない。起訴状はすべて否定します」と述べ、無罪を主張しました。
検察側は、被告が管理していた倉庫で遺体が発見されたことや、松永さんが行方不明になった後、松永さんの両親などに「入院している」など虚偽の説明をしていたことを明らかにしたほか、松永さんの元夫が亡くなった際に得た約3600万円が松永さんが亡くなる直前にほぼなくなっていたことなどを指摘しました。
一方、弁護側は防犯カメラ映像などの証拠がないことや、被告は松永さんの元夫の借金の保証人になっていることなどから殺す動機がないと述べました。
今後、証人尋問や被告人質問が行われ、判決は9月4日に言い渡される予定です。
