Jリーグ初の民設民営スタジアム「新たなスポーツビジネスの形」チェアマンが語る日本サッカーの未来像《長崎》
(京都から)
「(ジップライン)、これやってみたい」
(京都から)
「スタジアムシティはでっかいですね。
駅近だし、他県の人も来やすいと思うので、めちゃくちゃ便利なスタジアム」
Jリーグのトップとして、 “新たなスポーツビジネスの形” に期待を寄せています。
(Jリーグ 野々村芳和チェアマン)
「今までは公-公(公設公営)みたいな形が多かったのかもしれないが、これをやってみて これだけ多くの人が楽しめたんだとか」
(Jリーグ 野々村芳和チェアマン)
「ビジネスとしてもうまく回っていくんだみたいなことを見せてくれると、いろんな人たちの良いお手本になると思うので、そこはすごく楽しみにしている」
スタジアムへの期待は、周辺にも。
同じ町内に本社と工場を構える『杉永蒲鉾』は、できたての長崎名物「ハトシ」やちくわを販売するテントを設置。
県外からの多くのファンが、長崎グルメを満喫しました。
(鹿児島から)
「きょう昼はちゃんぽんを食べたので、ハトシはワンセットで。サッカー見ながら食べようかなと」
(杉永蒲鉾 堀口 哲矢 業務部長)
「順調。お客さんの数にびっくりする。県外からもたくさんの人が来ているので、ぜひ長崎名物のハトシや、ちくわを食べていってほしい。商売としてもたくさん期待している」
初の公式戦で、多くの観客を集めた新スタジアム。
野々村チェアマンは、この勢いをサッカーファン拡大の好機と捉えます。
(Jリーグ 野々村芳和チェアマン)
「新しいスタジアムができた時には、そのクラブのサッカーというよりは、スタジアムにまず行ってみたいっていう人たちが多いと思う」
(Jリーグ 野々村芳和チェアマン)
「あそこに行くと本当に楽しいんだっていう成功体験と、このクラブに関わると自分の人生が少し豊かになったというような成功体験を 多くの人に味わってもらえるようになると、いつまでたっても、みんなが週末はあそこに集まることが実現できる」
創設から30年あまりが経過したJリーグ。
次に見据えるのは「世界標準」です。
2026年からのシーズンからは、ヨーロッパの主要リーグと同じ 秋からの開催とする「秋春制」に移行します。