30日から運航再開へ 県のドクターヘリ「問題はなく機体の安全性確認された」《長崎》

先月、壱岐市沖で起きた民間の医療搬送用ヘリコプターの事故を受けて運航を休止していた「県のドクターヘリ」が、30日から運航を再開することになりました。
先月6日、壱岐市沖で起きた事故では、民間の医療搬送用ヘリが転覆した状態で見つかり、搭乗していた6人のうち、患者ら3人が亡くなりました。
事故を受け、原因を調査していた国土交通省は機体の進行を制御する部品が破断していたと発表し、同型機の点検や必要に応じた交換を指示していました。
県は10日からドクターヘリの運航を休止し検査を行っていましたが、「検査の結果、問題はなく機体の安全性が確認された」として30日から運航を再開すると発表しました。
県は「ドクターヘリの安全運航を徹底し、県民の皆様の安全・安心の確保に努める」とコメントしています。