“ととのう”を観光の起爆剤に!ブーム続くサウナを活用 県内でも新たな取り組みに挑戦《長崎》
▼「長崎らしさ」を求めて老舗店リニューアル
(サウナサン 足立琢哉支配人)
「こちらがコロナ中に改装したコワーキングスペースと、カプセルルーム」
2020年、3階フロアを全面リニューアル。
以前は大きな間仕切りのなかった休憩スペースを、異国情緒漂う落ち着いた雰囲気の「コワーキングスペース」と、寝心地を重視した「カプセルルーム」に。
(サウナサン 足立琢哉支配人)
「客足もだいぶ落ちたというのもあるし、売上自体も年間で大体コロナ前の4割5割とか。それが3年間続いていた。やっと少しずつ軌道に乗ってきた」
さらに今回踏み切ったのが、新たな “サウナ室” の建設です。
クラウドファンディングで資金を募ると、全国のファンから支援が寄せられました。
2週間かけて遂に完成した、その名も “和香サウナ”。
(サウナサン 足立琢哉支配人)
「上にハーブとかアロマオイルとかを置こうかなと思っていて。きょうは、地元 “世知原茶”のほうじ茶を置いている」
地元の茶葉などの香りを楽しみながら、ゆったり瞑想に浸れる空間です。
オープン前日、関係者に一足早く体験してもらいます。
(2年前からの常連客)
「今まで明るい一室だったので、落ち着きたいと思う時もあって、こういう選択肢が増えたのはいいなと思った。レベル高いと思う」
リニューアルしたサウナの感想は・・・。
(2年前からの常連客)
「湿度が高めでよかった」
(関係者)
「奥のほうにスポッと入れるのが、秘密基地みたいでよかった」
(サウナサン 足立琢哉支配人)
「よかった 安心した」
▼「長崎」を存分に味わうプライベートサウナ
新たなスタートを切った老舗施設の一方、長崎市では・・・。
(野田 旬太郎さん)
「こちらが今、作っているサウナ施設」
国産のヒノキが香る『バレルサウナ』。
オープンに向けて、着々と工事が進められています。
(長崎サウナかめやま 野田 旬太郎代表)
「長崎の稲佐山の夜景が一望できる場所なので、サウナに入って水風呂に入った後に、ととのいスペースで皆さんくつろがれると思うが、その時に長崎の景色や夜景を眺めながら楽しんでもらいたい」
題して、長崎サウナ “かめやま”。