×

“ととのう”を観光の起爆剤に!ブーム続くサウナを活用 県内でも新たな取り組みに挑戦《長崎》

2024年4月20日 7:00

▼「長崎らしさ」を求めて老舗店リニューアル

(サウナサン 足立琢哉支配人)
「こちらがコロナ中に改装したコワーキングスペースと、カプセルルーム」

2020年、3階フロアを全面リニューアル。

以前は大きな間仕切りのなかった休憩スペースを、異国情緒漂う落ち着いた雰囲気の「コワーキングスペース」と、寝心地を重視した「カプセルルーム」に。

(サウナサン 足立琢哉支配人)
「客足もだいぶ落ちたというのもあるし、売上自体も年間で大体コロナ前の4割5割とか。それが3年間続いていた。やっと少しずつ軌道に乗ってきた」

さらに今回踏み切ったのが、新たな “サウナ室” の建設です。

クラウドファンディングで資金を募ると、全国のファンから支援が寄せられました。

2週間かけて遂に完成した、その名も “和香サウナ”。

(サウナサン 足立琢哉支配人)
「上にハーブとかアロマオイルとかを置こうかなと思っていて。きょうは、地元 “世知原茶”のほうじ茶を置いている」

地元の茶葉などの香りを楽しみながら、ゆったり瞑想に浸れる空間です。

オープン前日、関係者に一足早く体験してもらいます。

(2年前からの常連客)
「今まで明るい一室だったので、落ち着きたいと思う時もあって、こういう選択肢が増えたのはいいなと思った。レベル高いと思う」

リニューアルしたサウナの感想は・・・。

(2年前からの常連客)
「湿度が高めでよかった」

(関係者)
「奥のほうにスポッと入れるのが、秘密基地みたいでよかった」

(サウナサン 足立琢哉支配人)
「よかった 安心した」

▼「長崎」を存分に味わうプライベートサウナ

新たなスタートを切った老舗施設の一方、長崎市では・・・。

(野田 旬太郎さん)
「こちらが今、作っているサウナ施設」

国産のヒノキが香る『バレルサウナ』。

オープンに向けて、着々と工事が進められています。

(長崎サウナかめやま 野田 旬太郎代表)
「長崎の稲佐山の夜景が一望できる場所なので、サウナに入って水風呂に入った後に、ととのいスペースで皆さんくつろがれると思うが、その時に長崎の景色や夜景を眺めながら楽しんでもらいたい」

題して、長崎サウナ “かめやま”。