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長崎から世界を支える!『ONE DEJIMA』事業開始から1年の“航跡”《長崎》

2025年4月30日 21:30

去年7月、オフィスに新たな顔ぶれが…。中途入社の15人です。

その15人も加わって、初めてのミーティング。

プロフィール用の写真撮影会も行われました。

ワークショップでは、互いの特性や企業課題を理解します。


最年少は、23歳の平原 望海さん。愛知県豊橋市の出身で、長崎で働くのは初めてです。

(平原 望海さん)
「経験不足。経験は知識に根差すと思うので、コミュニケーションを密にして学んでいきたい」

大村市出身の田頭 智美さんは、9年間に渡り福岡県で大学職員として働き、Uターンで入社しました。

(田頭 智美さん)
「長崎の若い人たちが活躍できるところを、私の知見で支えていきたい。長崎をもっと盛り上げていきたいという思いがあった」

去年の夏に開いたのは、大学生向けのインターンシップ。

3か月前に入社した田頭さんが、大学生に応対しました。

(田頭 智美さん)
「留学生の視点でいろいろな考えや今の置かれている状況を踏まえて、3人と一緒に座談会を開いた」

◆調査結果も踏まえた 人材確保の環境づくり

国際人材が重要となる『ONE DEJIMA』の業務。

インターンシップでは、外国人が日本で働くために必要な支援などについて、留学生に調査した結果をプレゼンテーションしました。

(大学生)
「会社以外でのコミュニティの構築が難しいと感じる。そのサポートもしていくことが大切」

(大学生)
「ガスや水道など、生活に不可欠なものを自分たちで整備するのはかなり大変ということだったので、会社側が事前に手配して身一つで入居できるような住まいサービスを充実させることで、東京の会社などの差別化につながると思う」

それから5か月後。

オフィスには、夏のインターンに参加していた大学生の姿がありました。

(安井 七星さん)
「アルバイトとして、有給インターンシップをしている。仕事がないから長崎を出なければと考えていたが、スタートアップだからこそ、自分が勢いに乗って成長できる環境も整っているので学生としても、ありがたい」

県立大4年の安井 七星さんは、来年春に行われる新卒採用に向けた会社のPR動画を編集中。

ビジネスの現場で、コツコツと経験を積んでいます。