「毎日が発見で楽しい」今年開設の“夜間学級”で初の授業参観 72歳生徒の孫も学びの場を見学《長崎》
今年4月に県内初の「夜間中学」として開設された佐世保の中学校の夜間学級で、初めての授業参観が行われました。
義務教育の新たな場として、佐世保市の祇園中学校に開設された「夜間学級」。
さまざまな事情で、学校に十分に通えなかった人や不登校の中学生などが通っていて、初めての授業参観が行われました。
(奥 眞佐武さん)
「楽しい、毎日が発見で。一生懸命、今は数学を勉強している。授業参観は初めてのことだから緊張することはないが、気にはなる」
授業を受ける奥 眞佐武さんの様子を見つめるのは、孫で中学一年生の真弓美さんです。
(孫 真弓美さん)
「(おじいちゃんが)同級生だというのは、なかなかない経験。(自分も)英語とか数学を頑張りたい」
市の担当者によりますと「開設して、およそ1か月少し経ち、生徒同士での良い関係性が築けている。今後も現場の主体性を尊重し、応援していきたい」ということです。
最終更新日:2025年6月4日 19:16