「日本への返還に反対しない」対馬から盗まれた仏像 所有権を訴えた韓国の寺が引き渡す意向《長崎》
対馬市の寺から盗まれた仏像を巡り、所有権を訴えていた韓国の寺が仏像の返還に応じる意向を示したことが分かりました。
返還の意向が示されたのは、対馬の観音寺から盗まれた県の有形文化財指定の「観世音菩薩坐像」です。
仏像は2012年10月、韓国人の窃盗グループによって寺から盗まれ、韓国の浮石寺が所有権を主張していましたが、去年10月、韓国最高裁が観音寺に所有権を認める判断を示していました。
対馬市などによりますと今年6月、浮石寺から「仏像の返還に反対しない」という内容の書簡が観音寺に届いたということです。
ただ 浮石寺は条件として100日間の「法要」を行いたいとしています。
最終更新日:2024年9月25日 12:45