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“女性がキラキラ輝ける場を作りたい” 女性育成イベントに取り組むフリー准看護師の挑戦《長崎》

2025年1月5日 7:00

“命” と向き合う仕事に関心を持った荒木さん。

育児が落ち着き始めた28歳から専門学校に通い、准看護師の資格をとりました。

当初は病院に勤務していましたが…

(荒木 愛梨さん)
「一番下の子がすごく小さいので、自分と子どもの時間を確保するために、フリーランスという道を選びました」

現在は、特定の組織に所属せず働く “フリーランス” に。

週に5日、訪問看護を中心に脈拍や血圧のチェック、入浴介助などを行っています。

(患者 中村 秋年さん(90))
「ものすごく優しい。本当によくしてもらっている」

(荒木 愛梨さん)
「密な看護というか、より一人一人に沿った支援ができるので、すごくやりがいを感じます」

夕方までには仕事を終えることができ、夜勤などで不規則になる病院での勤務に比べ、自由な時間が増えたといいます。

(荒木 愛梨さん)
「自分の時間で(勤務を)決められるので、子どもや家のことをしたり、友だちとランチをしたり、いろんな時間の過ごし方ができて、すごく充実しています」

◆自分の時間を大切にすることで充実が生まれる

そんな自分の時間を使って、4年前にはビューティーコンテストにも挑戦しました。

(荒木 愛梨さん)
「向上心がある方がすごくたくさん集まっているし、心がすごくきれいというか。ライバルでもあり、いい仲間でもある。そこで出会った人たちに、私も刺激を受けて」

この経験から、年齢や環境に関係なく “女性が学び続ける場” をつくりたいと去年、サークルを立ち上げました。

(荒木 愛梨さん)
「思い当たる笑顔の効能、効果はあります?」

(サークルメンバー)
「幸せになる」

メンバーは約20人。

月に1度、ランチを楽しみながら「ライフワークバランス」や「SNS発信」など、テーマを決めて思いを語り合います。

(サークルメンバー)
「自分の目標や夢に向かって、みなさん一人一人が頑張っているので、いつも影響をもらっています」

(荒木 愛梨さん
「(長崎という)土地もすごく素敵だし、人がいいし、女性が本当にキラキラ輝いている。女性の力で長崎を一緒に盛り上げて、女性がもっと輝ける社会を作っていければ」

そして荒木さんが今、新たに取り組んでいるのが…。