有権者は小学生「あなたの “推し給食”に投票を!」本物の投票箱や記載台で選挙を体験《長崎》
好きな給食に児童が1票を投じました。
子どもたちに選挙に関心を持ってもらおうと、長与町の小学校で「推し給食選挙」が行われました。
実際の選挙で使われている投票箱と記載台が、長与小学校の体育館に設置されました。
投票するのは…
子どもたちです。
(選挙管理委員会職員)
「好きな方に入れていいよ」
『推し給食選挙』は、県の選挙管理委員会が、小学生に体験を通じて選挙を身近に感じてもらおうと初めて開きました。
テーマは、“給食” です。
(教諭)
「この中で一番どれ?。フルーツポンチが好きなの?だったらそこに丸して」
立候補したのは…
カレーや大学いもなど、6年生が選んだ5つのメニュー。
掲載されたポスターにはそれぞれのアピールポイントも書かれています。
(児童)「書くところが楽しかった」
(児童)「悩んだ」
(記者)「大人になったら選挙に行きたいと思う?」
(児童)「行きたい」
去年10月に行われた衆議院議員選挙では、20歳~24歳までの投票率が23.61%となるなど、若い世代の投票率アップが課題となっています。
(県選挙管理委員会 小橋 和則 企画監)
「初めて目にしたと思う。投票用紙を受け取る前、受け取った後、みなさん選挙を通じて和気あいあいとされていたので、とてもよかった」
集計結果は30日、子どもたちに発表され、最も多く票を集めたメニューは9月頃、給食として提供されるということです。