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「社会で生きていく力をいかにつけさせるか」子どもたちが “自分らしく輝く”進路に選択肢を《長崎》

2024年3月13日 6:45

(NPO法人「心澄」宮本 鷹明 理事長)
「トンネルをひとりで歩くのはちょっと大変。でもそこで、一緒に歩く人がいれば、『ちょっと石ころあったね、なんか水落ちてきたね、怖いね』みたいな。それを分かち合う相手がいるといないで、だいぶ違うじゃないですか」

3月、こころ未来高校を卒業する池田 圭さん。

学校に通えないというトンネルを1つ抜け出せたことで、自信と新たな夢を持つことができました。

ケガをした子どもをサポートする介護福祉士になることです。

(池田 圭さん)
「医療や介護系の専門学校に行くことにした。(ケガした人は)きっと気分が沈んでいると思う。それを盛り上げていけるように(なりたい)」

「昔の自分は頼りなかったので、今はどんどん自分を強くしていくというか、自分が頼ってもらえる人になるために、頑張っていきます。」

大人でさえも生きるのが難しく、誰もがトンネルに迷い込むことがある現代社会。

自分なりの出口を探す子どもたちに対して、柔軟な支援が求められます。

最終更新日:2025年2月20日 13:41