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ドイツ出身の妻と夫婦2人「環境にやさしく、表情ゆたかな作品を」波佐見焼の新工房で挑戦《長崎》

2024年3月29日 6:45

(妻 ミリアムさん)
「家族の食卓が楽しくなるきっかけだと思う。盛り付けるお父さんやお母さんも、“可愛いな”と食べてくれたらいい」

健一郎さんも、新商品の制作に取り組んでいます。

(綿島 健一郎さん)
「竹籠編みの模様をそれを彫りで表現。人がやらないようなことをやっていったらたどり着いた」

コストや時間と戦いながら、どんな商品を作っていくか試行錯誤の毎日です。

この日2人が訪れたのは、カフェや雑貨店が並ぶ「西の原」。

今月末、ポップアップストアを行うことが決まりました。

新しい電気窯で焼いた商品をはじめて、お披露目する機会になります。

(西の原 徳島雅子さん)
「手触りや持った時のフォルムの感じ。絵付けも可愛い。お客様にスタジオワニの作品に出会ってほしい」

(妻 ミリアムさん)
「新しいスタジオワニを広めたい。 いっぱい来てくれると嬉しい」

▼電気窯を使いこなし、新たな工房で新たな挑戦へ

新しい工房で再出発した2人。

(綿島 健一郎さん)
「会話が弾む器というのをコンセプトに、人とのかかわりを大事にして、波佐見だからできる利点を受け入れてやっていきたい」

(妻 ミリアムさん)
「とにかくわくわくできるクリエイティブな空間が作りたい。その空間が相手に伝わるような器ができたらいいなと思う」

2人で決めて、2人でつくる波佐見焼の器が、食卓に笑顔を届けます。

波佐見町の西の原で行われるポップアップストアは3月30日と31日。

新商品が並ぶほか、会場では絵付け体験のワークショップも開催されるということです。

最終更新日:2025年2月21日 13:41