ドイツ出身の妻と夫婦2人「環境にやさしく、表情ゆたかな作品を」波佐見焼の新工房で挑戦《長崎》
(妻 ミリアムさん)
「家族の食卓が楽しくなるきっかけだと思う。盛り付けるお父さんやお母さんも、“可愛いな”と食べてくれたらいい」
健一郎さんも、新商品の制作に取り組んでいます。
(綿島 健一郎さん)
「竹籠編みの模様をそれを彫りで表現。人がやらないようなことをやっていったらたどり着いた」
コストや時間と戦いながら、どんな商品を作っていくか試行錯誤の毎日です。
この日2人が訪れたのは、カフェや雑貨店が並ぶ「西の原」。
今月末、ポップアップストアを行うことが決まりました。
新しい電気窯で焼いた商品をはじめて、お披露目する機会になります。
(西の原 徳島雅子さん)
「手触りや持った時のフォルムの感じ。絵付けも可愛い。お客様にスタジオワニの作品に出会ってほしい」
(妻 ミリアムさん)
「新しいスタジオワニを広めたい。 いっぱい来てくれると嬉しい」
新しい工房で再出発した2人。
(綿島 健一郎さん)
「会話が弾む器というのをコンセプトに、人とのかかわりを大事にして、波佐見だからできる利点を受け入れてやっていきたい」
(妻 ミリアムさん)
「とにかくわくわくできるクリエイティブな空間が作りたい。その空間が相手に伝わるような器ができたらいいなと思う」
2人で決めて、2人でつくる波佐見焼の器が、食卓に笑顔を届けます。
波佐見町の西の原で行われるポップアップストアは3月30日と31日。
新商品が並ぶほか、会場では絵付け体験のワークショップも開催されるということです。