核兵器廃絶に向けて尽力「秋月平和賞」被爆者4団体選ばれる 複数の団体受賞は初めて《長崎》
核兵器廃絶に向けて尽力した個人や団体に贈られる「秋月平和賞」に、被爆者4団体が選ばれました。
「秋月平和賞」は、長崎市の市民団体が平和活動に尽力した個人や団体を選定し、2008年から表彰しています。
今年は「長崎原爆被災者協議会」「長崎原爆遺族会」「県被爆者手帳友の会」「県平和運動センター 被爆者連絡協議会」の被爆者4団体が選ばれました。
長年にわたり被爆者援護の充実に尽力し、被爆の実相を国の内外に訴えたことなどが評価されました。
同じ年に複数の団体が受賞するのは、初めてです。
(核兵器廃絶 地球市民長崎集会実行委員会 朝長万左男 委員長)
「(核兵器廃絶運動を)過去20年以上続けている。核兵器国が加入する、日本が署名する局面を迎えるべく、少なくともそこまで活動を継続しなければならない」
来月13日の「ながさき平和大集会」で、受賞式が行われます。
最終更新日:2025年6月3日 19:55